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よくある相談（Frequently Asked Questions）

まことビザオフィスに寄せられた相談の中から、他の外国人の方にも役に立つ事例を選び、相談者の個人情報を修正して掲載します。

オーバーステイ

・日本にオーバーステイして、アメリカに行くビザがもらえますか？

お客様からの質問 （電話）

「私の知人であるフィリピン人女性が、日本人男性と結婚し、結婚ビザで日本に滞在していました。 その後、フィリピン人女性が浮気をして、米軍に勤務するアメリカ人との間に子どもを作りましたが、 父親であるアメリカ軍人はアメリカに帰国してしまいました。 フィリピン人女性は日本人男性と離婚し、そのまま日本にオーバーステイしています。 フィリピン人女性は、子どもの父親であるアメリカ軍人と結婚するため、アメリカに行くビザを申請しようと思っているそうですが、 日本でオーバーステイしながらアメリカに行くビザが申請できますか？」

行政書士 杉田誠の回答

「まことビザオフィスは、日本に滞在するビザを専門としている事務所ですので、アメリカに滞在するビザについては詳しい知識を持っていません。 今回は私の経験上の知識ではなく、一般論としてアドバイスをいたします。

• フィリピン人女性が申請できるビザは" 米国市民の婚約者（K1）およびその子ども（K2）" です。
• 審査期間は4ヶ月〜1年です。
• 日本に滞在するためのビザが6ヶ月以下の場合は不許可の可能性が高いです。

あなたの知人のフィリピン人女性は、日本に6ヶ月以上滞在できるビザを持っていませんので、 アメリカに行くビザを申請しても、約1年後に不許可になる可能性が高いです。
まだビザを申請していないのであれば、入国管理局に出頭して手続を終えてからフィリピンに帰国し、 フィリピンにあるアメリカ大使館でビザを申請する方が良いと思います。
もしすでに日本にあるアメリカ大使館でビザを申請したのであれば、インターネットで面接予約をキャンセルすると悪い記録が残る可能性があり、 再度アメリカに行くビザを申請する時に不利になってしまいますので、できれば本人がアメリカ大使館に行って、事情を説明した上でビザの申請を取り下げてください。
入国管理局の手続などで分からないことがあれば、再度ご連絡ください。」

更新日  2011年06月24日
作成日  2011年06月24日

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